Healing Connections
Rediscover Inner Peace
Restore Connection and Harmony in the World

子ども・教育者向け
社会情動的スキル(SEL)研修

コネクション・プラクティス

Empathy + Insight = Connection

子ども達が経験している毎日は、新しいチャレンジと喜怒哀楽の連続です。

私たちが日々感じている感情は、自分でも気付かないところで私たちの意思決定や行動、ひいては体調に影響を及ぼしています。

お友達に思いをうまく伝えられなかった、
親と言い合いになった、
先生に怒られた、

など、人と人との関係の中で心が「ざわっ」としたとき、心の応急処置法があったらどんなにいいか。

コネクション・プラクティスは、そんなとき、自分自身に共感し、相手にも共感して、自分や相手が大切にしたいことへの気づきを深めます。心を整え、洞察を得て、自分が次にどうすれば、相手とのつながりと理解が深まるか、具体的な行動を選択できるようになるスキルです。

国連平和大学で教鞭をとっていた創始者のリタ・マリー・ジョンソンがコスタリカで始めたコネクション・プラクティスは、公立学校に8年間導入され、10万人以上の子供たちがその授業を受けた結果、校内暴力やいじめが減る、成績が上がるなどの成果が実証されています。

「共感と洞察をあわせることは、人間関係を改善する効果的で証明済みの方法だ」と元コスタリカ大統領でノーベル平和賞受賞者のオスカー・アリアスも述べています。

*コスタリカの教育についてはこちらの動画をご覧ください。
映画『コスタリカの奇跡 ~積極的平和国家のつくり方~』特別編

このプログラムは改良を重ね、現在は授業に取り入れやすいように、コネクションプラクティス・ボードと言う教材を使用して、全6回のレッスンとしてまとめられており、現在アメリカの一部の学校でも導入されています。

レッスン1:感情とニーズを特定することが共感の近道
レッスン2:相手への共感
レッスン3:クイック・コヒーランス・テクニック
レッスン4:ハート/脳・洞察
レッスン5:コネクション・プラクティスのワークシート
レッスン6:パートナーとつながるプロセス 


とてもシンプルな手法で、ストレスを即解消し、ネガティブな感情から解放し、直観を開発し、感情のバランスを維持し、対立の創造的解決に役立てることができます。

社会情動的スキル(Social Emotional Learning)の教育的アプローチを欧米諸国では近年取り入れてきましたが、これまでの研究で、暴力的行動などの問題行為の減少、欠席率および退学率の減少、日常における問題発見解決能力の向上、また成績の向上にも影響があるということがわかっています。

アメリカでは、Center for Academic, Social and Emotional Learning (CASEL)という組織が、社会情動的スキルの教育を通じて「自分の感情・思考・行動を内省したりメタ認知する能力 (Self Awareness)」「自己の望む結果を得るように自分の感情・思考・行動を管理調整する能力 (Self Management)」「他者の考えを柔軟に受け入れたり気持ちを理解する能力(Social Awareness)」「周囲と良好な関係を築いたり維持する能力 (Relationship Skills)」「他者の権利を侵害しない限りにおいて自己の責任において自ら意思決定する能力 (Responsible Decision Making)」という5つの能力を養うことを目的だと定義しています。

*2020年、カリフォルニアのバークレーの公立小学校の5年生対象にコネクション・プラクティスのカリキュラムを実施したところ、子どもの変化を見てご自身もコネクション・プラクティスを学んだ親御さんがいらっしゃいました。この動画ではそれをきっかけに、職場の病院でも和が広がっていく、そんな体験をした体験談を語ってくださっています(現在は英語のみ)
https://www.youtube.com/watch?v=RKNEtrBQh2I

日本では、2020年に学習指導要領が改定され、SELやいわゆる非認知的能力を早い段階で身に付けることの重要性について意識が高まりつつありますが、SELを具体的に教育の中で取り入れていくためのプログラムや方法論はまだ確立していないのが現状です。

コスタリカで実証されているこのコネクション・プラクティスを、授業の一部として取り入れていただき、上述したSELのスキルというギフトをぜひ、一人でも多くの子どもたちに贈りたいと願っています。

コネクション・プラクティスの教育カリキュラムは、小学校5年生くらいをターゲットとした6コマの講座としてデザインされていますが、幼稚園から高校生までのお子さんのためにカスタマイズして提供することができます。

教育者、保護者、伴奏者の皆様には、子どもたちが
・自分にも相手にも思いやりをもって豊かにつながって生きていってほしい
・困難があっても、しなやかに乗り越えていってほしい
・自分が情熱をもって取り組めるものと出会い、力強く選択し、前進していってほしい

という願いを具体化し、ご自身の教室やコミュニティに広げるために、コネクション・プラクティスを子どもに伝える資格を取得していただくことができます。

Healing Connectionsでは、2021年より日本でもリリースしたコネクション・プラクティスの新しい「教育カリキュラム」をご自身の学校やコミュニティで提供たいと願う方々のために、CYI(子ども向けカリキュラム・インストラクター(Children & Youth  Instructor)を養成し、資格を取得するためのプログラムもご提供することが可能です。

ご関心のある大人の皆様は、以下のウェブサイトにて条件などをチェックしていただき、下の欄からお問い合わせください。

https://cpcurriculumjp.wixsite.com/site/details

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